高圧電気設備工事の種類
高圧受電工事とは、電力会社から送られてくる高圧電流を、工場内の変圧器や分電盤に送るための工事です。
高圧受電工事には2種類あります。
◇開放型
開放型の高圧受電設備は、パイプや鋼材のフレームを基礎として使用し、その内部に変圧器、遮断器、計器類、コンデンサなどの機器を収める設備です。
これは大容量の電力を要する工場などで頻繁に利用され、主に屋内に設置されます。
従来一般的に使われていましたが露出しているために安全性に不安があり、定期的な点検や保守のために余分なスペースが必要なため、安全性の観点や保守管理の利便性の低さから、現在ではほとんど使われなくなりました。
◇閉鎖型
「キュービクル式」とも呼ばれる閉鎖型は、金属製の箱に受変電用の機器類を収めた高圧受電設備です。
主に中規模の電力を消費する施設で使用され、屋内外を問わず設置できます。
金属の箱に機器が収められているため感電のリスクが低く、環境の影響を受けにくいため故障も少ないメリットがあります。
そして、コンパクトで広いスペースを必要とせず、工場で組み立てた製品を設置するため品質が安定しています。
一方で、工場で組み立ててから設置する性質上、交換や増設時に手間とコストがかかりやすい点がデメリットです。
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